小学6年生では、算数で円周率3.14を計算します。
この計算を嫌がる生徒が多いのですが、みんなが笑顔になる指導法を書きます。
参考にしてください。
たくさん計算させると、小学生は嫌になる
たとえば、こんな問題です。
これを、5×5×3.14をして、最後に6をかける・・・
すると・・・
25
×3.14
77.50
そして
77,5
× 6
・・・・・・なんてやると、一気に計算力のない生徒は落ち込みます。
3.14の段は暗記する
次のステップで行います。
① 円周率の計算に入る前に、3.14の段を暗記する。
② 3.14の段を確認テストする。
③ 計算の手順を教える。(※下記参照)
④ 実際に問題を解かせる
⑤ できたらほめる
3.14の段の覚え方
わたくししかおとこは、次のように覚えています。
3.14×2=6.28 ムニャムニャ
3.14×3=9.42 9時に
3.14×4=12.56 12時ごろ
3.14×5=15.70 行こう!・ナオコ
3.14×6=18.84 一羽のワシ
3.14×7=21.98 2位、キューバ
3.14×8=25.12 (24時間)にっこり、ワン、ツー。
3.14×9=28.26 (27羽の)にわとりジロー
ここでは、3.14は、7までは、3の倍数で始まります。
あとは、8は25から、9は28から始まりますが、
8×3の24から連想をさせたほうが、想起しやすいかと思います。
9×3も同様に27から想起させます。
3.14のひっ算は、上の段に3.14を置く
ここで3.14の段を活かすには、15×3.14などの時に、
<やってはダメ>
150
×3.14
・・・
としないことです。
これでは、3.14の段がひっ算で使えません。
ですから、
<正解>
3.14
× 150
000
1570
314
471.00 →471となります。
あとは小数点の位置を注意して計算してください。
コメント