※過去問は、このページの下部にあります。
得点が伸びる過去問の実施方法
得点が伸びる過去問の実施方法 ① 12月から過去問を実施する。 11月までは、学校の定期テストがありますので、最後の定期テストに集中しましょう。また、過去問は、全範囲が掲載されており、11月までの知識では不足することがあります。(例、数学の円周角や、社会の国際分野、理科の天体など) 11月までは、学校の定期テスト、公開模試、実力テストなどに向けた学習と、その復習をじっくり実施しましょう。 ② 時間は甘めに設定し、採点をして得点をつける(ただし、上位高校受験者は時間を設定) 数学・英語はおそらく時間が不足するでしょう。英語・数学は+15分程度で解いてみましょう。 数学では、後半の関数・図形・証明といった応用問題、英語では後半の長文問題で、相当な学力がないと時間内に解き終えることは困難です。 また、3分考えて分からない問題は、「捨て問」として処理しましょう。その後、得点をつけ、目標点との差を確認しましょう。ちなみに、12月末時点で、目標(合格者平均)-50点程度なら、挽回の余地はあります。偏差値60を超える上位高校受験者は、50分間を設定し、実施しましょう。 自己採点できない部分(英作文・国語作文・記述問題等)は、可能であれば塾の先生や学校の先生に採点してもらいましょう。 「どうしても、採点できない・・・」という人は、管理人のしかおとこまで相談してください。業務外の時間が取れれば採点をします。(多忙のため、お約束はできません) ③ 自分の弱点範囲を知り、復習の指針とする。 過去問実施の効用は、「傾向を知ることができる」ことと「自分の弱点分野が分かる」ことです。しかも、過去問を実施すると、模試でありがちな「できなくてもいいや・・・」という甘えではなく、「できなかった、ヤバい・・・」という心理が働き、弱点分野への危機感が増してきます。 入試傾向は分かったか、自分の弱点分野は分かったか、を確認することが重要です。 ④ できない問題を復習し、周辺知識を整理する。 採点をすると、自分の現状と、課題が明確に分かります。ここからが勝負です。 間違った問題に赤で×をつけ、復習をしましょう。 1・[ケアレスミスやもう少しでできる問題]・・・解きなおして完璧にしましょう。 2・[自分ではわからない問題]・・・・・・・・・学校の先生や塾の先生に聞きましょう。 3・[聞いてもわからなそうな問題]・・・・・・・問題に×をつけ、捨て問としましょう。 (最上位高受験者は、解いて下さい) まずは、1の問題を、徹底的にやり直しましょう。これだけで+50点が可能です。 ⑤ 最低3回は繰り返す。 「成績が伸びる」というのは、「できない問題ができるようになる」ということです。 そのためには、新しい問題に手を出し続けるのではなく、今までにやった問題を繰り返すことが必要です。 同じ問題だから解けて当然、ではありますが、解答を出す中で、なぜこの答えなのか、他の選択肢はなぜダメなのか、をじっくりと考えましょう。これを続けていくと、問題のパターンや、出題者の問題作成意図が見えてきます。 2月に伸びる人は、必ず、自分の弱点の復習を行っています。弱点の克服には、過去問の解きなおしが、最も効果的です。 「何点とれたか」よりも「できない問題ができるようになったか」が重要です。途中、何回か挫折すると思いますが、みな挫折しますので、大丈夫です。 ちなみに、1回過去問を実施しただけでは、成績は変わらないので、ご注意願います。
過去問の実施方法 ① 過去問と、復習用ノート(5冊)、ファイルを用意する おすすめは書店にて過去問を購入することです。過去問は安価であるにもかかわらず、非常に役に立ちます。おすすめは、「東京学参考」の過去問です。間違い直しのために、ノートを5冊用意しましょう。英・数・国・理・社のためです。 また、実施したテストを整理するファイルを1つ用意しましょう。最初にファイルを用意することで、やる気も上がります。 ※ すぐに勉強を始めたい、という人は、受験合格ドットコム(このページ)の過去問を印刷してください。 ② 解答用紙をコピーする 東京学参のホームページには、解答用紙のPDFがあります。これを印刷すれば、何回でも実施できます。(東京学参のホームページはページ下部にリンクがあります。)家でプリンターが使えない場合には、セブンイレブンなどで、コピーをしましょう。1枚10円かかりますが、自分への投資ですので、あきらめましょう。 ③ スマホを消す 当然ですが、勉強なのでスマホを消します。Lineも何も、全て消します。 ④ 飲み物とお菓子とコンパス・筆記用部を用意する。 塾などでない場合には、飲み物とお菓子を食べながらでOKです。あまり固く考えすぎると、続きませんので、せめてお茶と、グミ程度のお菓子を食べながら進めます。寒い日には、暖かいの飲み物を飲むのもいいかもしれません。数学ではコンパスと定規も用意しましょう。 ⑤ ストップウォッチ、または、時計で時間を測る。(1教科50分が目安) この時、スマホを使いたくなりますが、スマホは勉強の敵。腕時計や掛け時計を使って時間を測りましょう。 ⑥ 英語のリスニングは、東京学参のホームページから 東京学参のホームページには、リスニングがついています。(リスニングは約10分) パスワードなどがないので、気楽にできます。この時だけはスマホが必要かもしれませんが、リスニングが終了したら、スマホは不要です。 ⑦ 邪魔されない空間で、過去問スタート 準備ができたら過去問をスタートします。 テスト中は、「邪魔されないこと」が重要。自宅で難しい場合には、図書館や塾で実施するのもいいかもしれません。家族にも、「50分間話しかけないで」と伝えておきましょう。 ⑧ 終了したら休憩 休憩です。あくまでも休憩です。15分で勉強に戻りましょう。 ⑨ 問題を覚えているうちに採点する。 解答用紙に自己採点しましょう。 この時に、間違った問題は、問題用紙に赤で×印をつけるようにしましょう。一応、得点を記入しましょう。(自己採点できないところは、塾の先生や、学校の先生にお願いしましょう。) ・・・・・・・見直し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もちろん、勉強中のスマホはNG ⑩ 教科書や参考書・復習用ノートと筆記用部を用意する。 ⑪ 間違った問題を解説を見て解きなおし、周辺知識を整理する。(後日でOK) ここからが勝負です。間違った問題を放置するか、克服するかが大きな分かれ目です。 ケアレスミスは確認でOKですが、わからない問題・分野は、1つまちがえたら、その周辺をまとめて整理することが重要です。 「G」は、1匹見たら30匹いる、といいいます。問題も1つまちがえたら、その周辺を整理して知識を定着することが必要です。 例えば・・・「親鸞」がわからなかったら、教科書や参考書を見て、以下のようにまとめます。 <鎌倉6仏教> ①浄土宗 法然 ②浄土真宗 親鸞 ③日蓮宗 日蓮 ④時宗 一遍 ⑤臨済宗 栄西 ⑥曹洞宗 道元 ●鎌倉時代に新しい宗派が流行した理由(記述頻出) 疫病などの社会不安に加えて、教えがわかりやすく、実行しやすかったため。 ●6仏教の覚え方、「情報知らん日蓮、一時にエリの同窓会」 こんな感じで、1つを間違えたら、周辺を整理しましょう。理科社会のまとめは、大体、受験参考書に載っています。それを写し、その後、自分で理解をしましょう。 【注意】完全主義は、完敗します。 復習は、あくまでも「できそうな部分」に絞り、現在の身の丈に合った学習をしましょう。 (身の丈は、伸びていきますので、できない問題は2回目実施の後でOKです。)1教科の復習は、最長で1時間とすることをおすすめします。(それ以上やると、続かない人が多いという理由です。) ⑫ 次の科目の復習に進む このような感じで、次の科目の復習に進みます。 ちなみに、5科目のテストで5時間、復習で5時間、合計10時間が最低必要になりますので、1週間がかりの作業となります。 他にやることも多いので、計画を立てて、時間を組み込みましょう。 計画を立てて勉強することが重要ですが、大抵(10人に8人くらい)は挫折します。挫折した人は、過去を忘れて、もう一度新しい気持ちで始めてください。 そんな人もちゃんと合格していますから。
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