時差計算の3つのポイント

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時差の計算って嫌いなんだよね。そもそも社会なのに計算しなくちゃいけないし・・・

時差の計算は苦手な人が多いですね。

ポイントがあるので、一緒に勉強しましょう。

⓵15度で1時間の時差・時計の針はまき戻す。

地球は球体で、24時間で1周(360度)しています。つまり、1時間で15度ということですね。

問題は、時計を進めるのか、巻き戻すのかです。

99%の問題は、日本から時間を戻す問題です。(日本のほうが時間が進んでいます。)

※例外は、ニュージーランドとオーストラリアくらいです。

例題1)日本とエジプトの時差は7時間です。
  日本が午前10時の時、エジプトは何時ですか?
 
  →迷ったら⌚時計の針を巻き戻す!(日本のほうが早く朝が来るから)
 
  10ー7=3 つまり、午前3時

② 東経どうし・西経どうしは引き算

さて、地図の縦の線(子午線)の基準はどこにしてもよかったのですが、一番軍事力・経済力の強かったイギリスの首都ロンドンに、0度の子午線(本初子午線)が定められました。(フランスは反対しました。)

ということで、イギリスを真ん中にして、地図の東側を東経、西側を西経ということにしました。

では、よくある日本とパリとの時差計算問題です。

例題2)
日本が午前10時の時、パリは何時か。
ただし日本の標準時子午線は東経135度、フランスは15度とする。

日本もパリも、イギリスから見たら両方とも東経です。

東経どうし、西経どうしの時差計算は、引き算で考えましょう!

両方東経の場合には(大きい経度―小さい経度)÷15で時差が出ます。

ということで、計算方法は、次のようです。

例題2)解答
日本の経度(135度)ーパリの経度(15度)÷15=8
つまり8時間の時差。

時計⌚は、戻すので、午前10時-8時間=午前2時

答え 午前2時

③ 東経と西経の場合には足し算

次に、これが嫌なのですが、東経の地点と西経の地点の時差計算です。

一番多いのが、アメリカ合衆国との時差計算です。これは慣れておきましょう。

例3)日本が1月1日午前10時の時に、アメリカ合衆国のニューヨークは何時か。
   ただし、日本の標準時子午線は東経135度、ニューヨークは西経75度とする。

ここで、東経の日本と西経のアメリカという形になっています。

東経と西経ときたら・・・・「足し算」を使いましょう!

例3)解答
日本の標準時子午線(東経135)+ニューヨークの標準時子午線(西経75)=210
210÷15=14 
つまり、14時間の時差
時計⌚は、戻すので、1月1日午前10時-14時間

つまり、ニューヨークは
12月31日午後8時ということになります。

上記が時差計算の基本です!

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